【共感覚】共感覚エピソード|わたしの共感覚エピソードをご紹介
わたしは文字に色がついているように感じる「共感覚」を持っています。
今回は共感覚にまつわるエピソードをご紹介します。
※わたし個人の話です。共感覚を持っている人、全員に共通する話ではありません。
漢字を訊かれ共感覚の色で答える
わたしの子どもが漢字を読めなかったころの話です。
うちにはキューブ状の万年カレンダーがありました。月・日・曜日のキューブの面を合わせて、その日の日付を表示させるカレンダーです。
子どもは気が向いたときに、そのカレンダーの日付を合わせてくれました。月・日は合わせられるのですが、曜日は漢字だったので毎回迷っていました。
子ども 「『もくようび』は、どれ?」
わたし 「緑色の漢字だよ」
子ども 「全部、黒だけど…?」
漢字を説明するのに、自分が感じる共感覚の色で答えてしまう…このようなことが何度かありました。
もちろん相手には通じません…
印字と共感覚の色が違うと混乱
この先、左 に曲がってください
このような看板に出くわしました。ピンクで「左」と書かれています。
一旦は「左」と記憶したのですが、後になってから「右」だったかも?と混乱してしまいました。
というのも、わたしが感じる共感覚の色が、左(青) 右(ピンク)だからです。
印字と自分が感じる共感覚の色が違うと、ややこしく感じます。
日常生活に大きな支障はありませんが、共感覚を持っていない人と比べると、このような小さな混乱が、日々、起こっているかもしれません。
名づけに共感覚の色を考慮
生まれてくる子どもの名前を考えていたときの話です。
当時、共感覚のことは知りませんでしたが、意味や響きに加えて、文字に感じる色も考慮して名前を考えていました。
「この名前は漢字の意味や響きもいいな。でも、色合いが…」
「この名前は色もきれいだな~」と、こんな具合です。
最終的に子どもの名前は、わたしの共感覚的に明るい色となりました。
今回は、自分の共感覚のエピソードを振り返ってみました。
普段のなにげない行動にも、共感覚が現れたり使われたりしていることに、あらためて気づかされました。
共感覚は本当におもしろいなと感じます。
▲共感覚についてまとめました
▲MY共感覚の感じ方です